平成26年度前期 オペレーションズ・リサーチA

曜日 金曜日 時間 10:40〜12:10 教室 447

教科書:藤澤克樹、後藤順哉、安井雄一郎(2011年)『Excelで学ぶOR』オーム社、3200円+税

 パソコンを利用します

〇 課題提出により出席とします。出席を改めてとることはしません。

授業後記

回数 日付 授業内容 配布プリント
1 4月11日
  • ガイダンスを行いました。
  • 経営学における経営科学の位置づけについて解説しました。
  • 身近な問題をモデル化する例を紹介しました。そこで考察したことを、簡単なコメントとして提出してもらいました(本日の課題)。
  • 後半は、簡単な線形計画問題をソルバーで解いて見せました。パソコンを持参した学生は、一緒に体験できたと思います。授業内で作成したExcelファイルは、提出できる学生にはLETUSから提出してもらいました。7名が提出してくれました。
  • 次回からは「教科書」「パソコン」は必須です。
  • 課題提出者(8名):1062, 2007, 2010, 2022, 2070, 2073, 2085, 2094(4/14現在)
2 4月18日
  • 理大科学フォーラムに掲載予定の文章を読み、感想を書いてもらいました。少し長い文章でしたが、しっかり読めていたようです。今までは、自分が書いた文章を添削してもらう機会が多かったと思いますが、これからは他者の文章を読み、感想を持つ練習もしましょう。
  • 教科書:pp.2-13
  • Excelの操作を覚えるための授業にはしないようにしてください。問題を咀嚼する時間を設けるので、何が問題かを良く理解してください。教科書を授業内で全て読み込めるわけではないので、自分自身でも復習をしてください。数理計画問題の見方を身に着けることで、応用力がつくことを期待します。
3 4月25日
  • 輸送問題、研究室配属問題を解きました。まずは、問題の意味をしっかり理解するようにしてください。Excel上にモデルを構築できることが重要です。それにより、シミュレーションができるようになります。ソルバーは、定式化された問題を解くだけです。
  • 第3章に入りました。この章の問題は、問題を定式化すること自体が難解です。グラフ、ネットワークについて解説した後、最短路問題の考え方を解説しました。次週、実際に問題を解きます。次週までに、問題の意味と、板書したキー概念を理解して来てください(始点となる条件、終点となる条件、それ以外の点の条件)。
4 5月2日
  • 一対一最短路問題、一対全最短路問題をLPで解きました。まずは問題を理解し、次に、考えるための胆の部分をよく理解してください。
  • 難しい問題でしたが、多くの学生が出来ているようで驚きました。高価な書籍を購入してもらっているので、これからも、このようなやりがいがある問題にチャレンジしていきたいと思います。
  • 本日取り組んだ内容は、就活の面接で胸を張って説明できるように頭の中で整理しておきましょう。
5 5月9日
  • 最大フロー問題、最小費用フロー問題をLPで解きました。前回の内容を理解していることで、難しくなく理解できたと思います。
  • このあたりは、Excelもかなり難しくなっています。しかし、これを数回続けていくことで、かなりExcel力もついてきますので、がんばって自力でExcelシートを作成してください。もちろん、教科書を参考にすることは歓迎です。
  • 教科書には誤植がたくさんあります。内容を理解することで、誤植に惑わされないようにしましょう。むしろ、新しい話題を扱う書籍はこのようなことが多いことを覚えておくと共に、どのように読み進めればよいかを修得してください。将来、必ず役立ちます。
  • 授業で演習が終了しなかった問題は、是非、自宅でトライしてください。高価な書籍を購入しているわけですから、しっかり勉強しましょう。もったいないです。
6 5月16日
  • 巡回セールスマン問題を解きました。SETOFF関数などを使わずに、まずは、問題の内容を理解した上で、Excelにそれを表現できるようにしてください。特に、距離関数は一つ一つ計算式を打ち込むようにしてください。
  • 今までの問題は、完全なExcelシートを作成し、ボタン一つで解くことが出来ました。今回の問題は、禁止リストを作りながら探索的に解を求めました。Excelを使って考える(試行錯誤する)ことが体験できました。このアプローチを忘れないようにしてください。
7 5月23日
  • ナップサック問題を解きました。まずは問題の意味を考え、解き方を理解し、Excel上でそれらを実現できるようにしましょう。
  • バイナリ―変数を用いることで、論理的な表現を式で表せることを理解し、実際に使えるようにしましょう。
8 5月30日
  • 前回の続きの問題を解きました。ウェーバー問題を解きました。問題が難しくなっています。何度も読み返して理解するようにしましょう。教科書の模範解答にこだわらず、プログラムを自作するように心がけてください。
9 6月6日
  • 第5章に飛びました。5.2ロジットモデルをやりました。尤度関数について説明しました。また、教科書の数式を解説しました。微積が理解できていないと、十分には理解できないかもしれませんが、雰囲気は味わってもらいたいところです。
  • このあたりは、教科書にそって、Excelシートを作成しましょう。修正個所は授業中に指摘しています。
10 6月13日
  • 第5章 サポートベクトルマシンについて解説し、問題演習をしました。式の変形を含めて数式はとても難しですが(それでも解説しました)、やっていることはそれほど難し訳ではありません。全体像をつかんで、問題演習に取り組んでください。第5章の残りは、各自でトライしてください。
11 6月20日
  • (予定)第6章 投資効率評価
  • 第6章 投資効率評価について解説し、問題演習をしました。費用対便益のような分析も一緒に抑えてください。NPV、IRRといった関数も使えるようにしましょう。ただし、それらが何を意味しているかは別途確認してください。余力がある学生は、スポットレートの確定(例題6.1.4)もチャレンジしてください。
12 6月27日
  • (予定)第6章 DEA
  • 資料を配布し、DEAについて解説しました。最後に、教科書の問題をExcelで演習しました。演習問題6.2.1が提出物です。
13 7月4日
  • 代講:鳥居先生
  • 課題に取り組んでください。
【中間課題】
  • pp.100-106 モンティ・ホール問題について、ネットで調べ、教科書に従って解決する。これらの取り組みで得たことをレポートにまとめる(WORD)。レポートには、少なくとも、Excelで計算した結果などを貼り付けてください。
  • レポート用紙を利用してください。
  • 表紙をつけてください。表紙には、「授業名」「担当者名」「提出日」「学生番号」「氏名」を書いてください。
  • 提出場所は助教室前のロッカーになります(ロッカーの扉に明記してあります)。
  • 提出期限:2014年7月10日(木)午後4時20分
  • LETUSに提出するものはありません。
14 7月11日
  • (予定)第6章 DEA つづき
  • pp.239-252
  • 一週間間が空いたので、DEAの復習から入りました。最終的にCCRモデルを扱いました。演習問題6.2.2が提出物です。
15 7月18日
  • 休講
  • 補講日:7月25日(金)10:40から12:10、447教室
  • 課題に取り組んでもらいます。
  • (予定)第2章 ATM or EDAのつづき
【最終課題】提出期限:8月8日
  • Excelシート 自分のペースに合わせて問題演習したもの。以下のいずれでもOK。
    • DEAの2段階法
    • ATMの待ち行列
    • 今までの授業で扱ったもの
    • その他 (Wordの方で説明してください)
  • Word Excelシートの説明と感想 (ページ数は自由)
    1. Excelシートで演習した問題の内容
    2. 授業の感想
【絶対に提出すべき課題】全て提出した履修者だけが単位取得の対象者になります。
  • 【中間課題】紙ベース (13回)
  • 【最終課題】LETUSでExcelとWordファイル(15回)
  • 授業毎の課題提出数が10回以上